あなたは普段、肌の保湿対策でどんな保湿剤を使ってますか?

皮膚科を受診すると、保湿対策として「ワセリン」を処方される方が多い、というかほとんどだと思います。

 

ただ、ワセリンの種類と効果・正しい使い方を知って初めて有効に使えるようになるんですね。

逆にワセリンの事を何も知らないで使っていたらアトピー悪化の原因にもなります。

 

今回の記事では「アトピー性皮膚炎の保湿剤としてのワセリンの正しい使い方」について解説しますね^^

先生

ワセリンは皮膚の水分の蒸発を防ぐ役割として高い効果がありますね

先生

ただ、使い方を間違えると逆にアトピーの悪化の可能性がありますので気をつけるポイントを解説しますね。

 

そもそもワセリンってどんなもの?

ワセリンの原料は「石油」で、色を抜いて精製したものなんだけど、一般的には「白色ワセリン」の事(総称)を指すことが多いです。

 

皮膚の表面に油の膜を張って「角質層」の水分の蒸発を防ぐ役割と、油の膜を張るから外からの刺激(ハウスダストとか摩擦・菌の刺激)から皮膚を守る働きもある。

乾燥を伴う皮膚炎の以外にも、切り傷からの出血を緊急的に止める役割も果たします。

 

ワセリンにはいくつか種類があって、それはワセリンの「純度」によって分けられてる。

 

白色ワセリンの他に「黄色ワセリン」っていう聞き慣れないのがあるんだけど、「不純物が多く混ざっている=純度が低い」から皮膚にはほとんど使われないんです。

 

不純物が多く混ざっている純度が低いものを使うと炎症とか痒みが出る可能性が高くなってしまう

【参考】
石油から得た炭化水素類の混合物を精製したもので、非晶質、半固
体であり、曳糸性がある。

皮膚に対しては刺激性がほとんどなく、化学的にも安定である。

また、温度による稠度の変化も少ない。

吸湿性はほとんどなく、皮膚への浸透性が少ないが、粘着性が強い。

創傷面の乾燥を防止し、皮膚保護作用がある。

1.有効期間又は使用期限:5 年
2.貯法・保存条件 気密容器、室温保存

※日本病院薬剤師会のIF記載要領(1998年9月)に準拠

引用元:医薬品インタビューフォーム

ワセリンの種類とそれぞれの特性と選び方

ワセリンっていくつか種類があるけど成分の違いとかじゃなくて、さっき説明した「純度」が高いか低いか、

言い換えれば不純物が多いのか少ないのかの違いしかない。(ただし、添加物が入っているものがあるので注意すること)

 

メジャーなワセリン4つを順番に説明するね。

ヴァセリン

生産地はアメリカ、他にはインドで、ユニリーバ・ジャパンという会社から販売されています。

これは黄色ワセリンで、ワセリンの中でも純度が低い方。

だから値段も安いし、アトピー肌とか敏感肌だと刺激になるから僕はオススメしません。

 

市販されている「ヴァセリン オリジナル ピュアスキンジェリー200g」には商品の酸化を防止するための酸化防止剤が入っているんだけど、これが皮膚の刺激になってかゆくなる元なんですね。

 

ワセリンは「純度が低いほど酸化しやすい=酸化防止剤が多く入っている」と思ってください。

 

わざわざ刺激になりやすいものを使う必要は無いし、使うなら純度の高い刺激の少ないワセリンを選ぶようにしようね(。╹ω╹。)

 

基本、ワセリンとか保湿剤は、酸化防止剤とか香料とかその他の添加物類が無いものを選ぶようにしましょう。(買う前に成分表を見る癖をつけよう)

 

白色ワセリン

ワセリンといえば一般的に「白色ワセリン」のことで、1番メジャーで、黄色ワセリンを精製して純度を高めたやつです。

 

昔は黄色ワセリンを使っていたんだけど、不純物が多くて肌が荒れる人が多く、精製技術の発展で白色ワセリンが作られ普及したんです。

皮膚科で処方されるワセリンの中では1番多いし、白色ワセリンなら塗って肌がかゆくなる例は少ない方だと思う。

無添加でかなり安全だよ(。╹ω╹。)

プロペト

プロペトは白色ワセリンを更に精製して純度を高めたやつです。

白色ワセリンより不純物が少ないから、当然肌への刺激も少ないんで白色ワセリンを塗ったらかゆくなる場合はプロペトなら大丈夫な場合があるから試してみて。

 

下の写真は僕がアトピー酷かった時代に皮膚科で処方された薬なんだけど、上から順に、プロトピック軟膏(主に顔用)、アンテベート軟膏(全身のひどい所用)、そして1番下にプロペトがありますね。

皮膚科のお医者さんが僕を診断してプロペトを処方してくれたんだから、当時はかなりアトピーが酷かったんだなぁと思うね^^

ブログに書いてあることをやった甲斐があってここ数年はほとんどステロイドは使ってなくて(保湿剤は使用)、上の写真の薬も1回も使わずに使用期限が切れちゃいました。

 

白色ワセリンでかゆみを感じるなら、プロペトを処方してもらいましょうね^^

 

ちなみに薬の塗り方が悪かったり間違ってたらアトピー治せないから、「よくわからんけどテキトーに塗ってるわ(≧ω≦)」っていう場合は正しい塗り方を知ろうね。

知らないと悪化する!アトピー性皮膚炎の薬の強さと正しい塗り方

 

サンホワイト

サンホワイトはプロペトよりも更に純度が高くて1番皮膚への刺激が少ないです。

プロペトでもかゆくなるならこれしかないって感じですね。

サンホワイトは医薬品じゃなくて化粧油っていう分類だから保険適用外で値段が高めです。

高めと言っても「サンホワイトP1」っていう商品名で、マゾンで1,000円くらいで売ってます。

 

ワセリンを塗る保湿効果の高いタイミング

ワセリンは皮膚の表面に油の膜をはって外部の刺激から保護したり

ワセリンは皮膚の水分の蒸発を防ぐ役割があるから、肌が水分と皮脂で潤っている状態なら塗っても保湿効果があって有効なんです。

 

でも、肌がすごく乾燥していて水分が無くて皮脂も無い状態のガサガサの肌にワセリンを塗ってもあんまり意味ないです(´・ω・`;)   

理由は、元から肌に水分が無いから。

 

ワセリン塗るなら、あまり乾燥が強くない肌なら風呂上りの水分で肌が潤っている時に塗るか、適した保湿剤を塗ってからの重ね塗りの方が効果高いし、正しい使い方になる。

 

こうすることで潤っている肌の水分を油の膜で閉じ込めることができるから保湿効果が保てるわけです。

 

まとめ

ワセリンの特徴と種類と使い分けをざっくりと説明したけど、大きな違いは純度と値段かな。

皮膚科で処方してもらってもいいし、市販のものを購入しても良し。

 

1番刺激が少ないのがサンホワイトだから、初めからサンホワイトを買ってしまうのもアリだと思う。

あなたの皮膚が快適になるように、参考にして下さい(≧ω≦)