アトピーで赤くなってる皮膚を爪でなぞったり引っ掻いたりしたときに白くなることはないですか?

これって顔とかだったらすごい目立つし早く治したいよね ?(´・ω・`;)   

ここでは「アトピー肌の引っ掻いた皮膚が白くなる原因と治し方」について解説していくよ!

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先生

ネコさんは肌を引っ掻いたときにその部分の皮膚は白くなりますか?

ネコさん

うん、赤くなってる所を引っ掻くと白くなるよー。

先生

なるほど、正確名称は「白色皮膚描記症(はくしょくひふびょうきしょう)」っていいますけど、これから解説するので読んでくださいね。

ネコさん

おねがいしまぁーす!

肌を引っ掻いて白くなる「白色皮膚描記症」って何?

肌を引っ掻いたときに、引っ掻く前よりも白くなる症状を「白色皮膚描記症(はくしょくひふびょうきしょう)」といいます。

こんな状態ですね↓

引用元:http://www.aki-hifuka.com/original7.html

何で掻いたところが白くなるの?ってとこだけど、白くなったところの皮膚の中の血管が収縮して血流が減ったから白くなるんです。

 

白くなった後はしばらくすると、また徐々に元の色に戻ります。(血流量が数分の間減少して、また元に戻るため)

 

反対に掻いたところが赤くなった場合は、その皮膚の下の血管が拡張して血流が増えたということになります。

血流が増える=皮膚が赤くなる

血流が減る=皮膚が白くなる

 

ちなみに、引っ掻いたところがミミズ腫れみたいに腫れて赤くなる症状を赤色皮膚描記症といいますが、どちらになるかはその人の体質によるものです。

 

アトピー体質の人は白色皮膚描記症の人が多いので、物理的刺激を与えると血管が収縮する体質のようですね。

白色皮膚描記症は血管や血流の異常とも言われています。

 

引用元:http://atopysan.hatenablog.com/entry/2016/05/22/%E7%99%BD%E8%89%B2%E7%9A%AE%E8%86%9A%E6%8F%8F%E8%A8%98%E7%97%87

 

じゃあ、「何かのヤバイ病気なの? (´・ω・`;)」 ってことだけど心配することはないです。

赤くなるか白くなるかの体質の違いなので深刻にならなくても大丈夫。

 

僕は昔、赤色皮膚描記症だったことがあって、シャーペンの先っちょで腕に文字をなぞったら後から赤く文字が浮かんできて、友達に「何それ面白い(≧ω≦)」って言われました、笑

 

当時は赤色皮膚描記症っていう名前すら知らなかったしネットで調べたこともありませんでしたね。

 

それで、不思議なことにいつの間にか赤色皮膚描記症は無くなって、たまに額が赤くなることがあるんだけど、

試しに爪で額をなぞってみたら白くなるので白色皮膚描記症の症状がありますね。

 

白色皮膚描記症はアトピーであるかの判断材料のひとつ

皮膚科医の中には「白色皮膚描記症」かどうかが、アトピー性皮膚炎であるかの判断材料の1つと考えている医者もいるようです。

日本皮膚科学会が発表する「アトピー性皮膚炎診察ガイドライン」の中には以下のような記述があります。

参考表 1 アトピー性皮膚炎診断基準(Hanifin& Rajka)

A:以下の基本項目を 3つ以上有すること

1.瘙痒

2.典型的な皮疹の形態と分布 成人では屈側部の苔癬化 幼小児では顔面および伸側の皮疹

3.慢性あるいは慢性再発性皮膚炎

4.アトピー(喘息,アレルギー性鼻炎,アトピー性皮膚炎)の既往または家族歴

B:さらに以下の小項目を 3つ以上有すること

参考文献:日本皮膚科学会アトピー性皮膚炎診療ガイドライン

上のBの「さらに以下の小項目を3つ以上有すること」の中に「白色皮膚描記症」の記載がありました。

 

アトピー性皮膚炎の診断基準にアトピーでよくみられる症状として白色皮膚描記症があるということですね。

まぁ自分は昔から自分はアトピー体質なのは知っていたから「ふーん(。╹ω╹。)」って感じですけどね。

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アトピー性顔面潮紅という症状もある

また、アトピー性皮膚炎の皮膚症状として、成人期の症状では以下のように記載されています。

丘疹、苔癬化、乾燥症状が顕著で、痒疹結節が目立つようになり、顔面の紅斑・潮紅を伴う。

一般に難治であり、このような患者では、頚部にさざ波様の色素沈着、まゆ毛の外側の脱毛化、 下眼瞼内側の雛襞を認めることが多い。

引用元:学童・成人アトピー性皮膚炎の臨床像・病態・経過

下の写真は記事の上のほうで出てきた写真だけど、これは顔にできた白色皮膚描記症です↓

引用元:http://www.aki-hifuka.com/original7.html

顔面全体が赤くなっているんだけど、この状態が「顔面潮紅(がんめんちょうこう)」っていう状態です。

赤くなってるので皮膚下の血管が拡張して血流が多くなっているわけですね。

 

じゃあ何で血管が拡張しているのかと言うと、皮膚の表面じゃなくて皮膚の深いところ(真皮)で炎症が起きていて、その炎症を修復するために血液をたくさん流していると考えられます。

 

普通、アトピーで皮膚が赤くなってる所って皮膚の表面が乾燥していたり掻いて炎症を起こしていたり、ヒドイ場合だと汁(浸出液とかリンパ液と呼ばれる)が出ていたりするのが一般的だよね。

 

でも上の写真の皮膚は表面がかなりキレイで乾燥もあまりしていなくて、アトピーの炎症が起きているようには見えないですよね?

こういうケースは皮膚の深いところに炎症が起きていたりしてして赤くなるんです。

 

顔以外の場所だと、皮膚の中の炎症なのでかゆくない場合が多いのであまり問題視されなくて対処法とか治し方があまり載っていません。

 

ただ、アトピー性皮膚炎で白色皮膚描記症が出ている患部ははなかなか治りにくくて治療が長引くという意見が多いですね。

 

顔の場合は皮膚が薄くて敏感だからジンジンしたりムズムズしたりすることもあって、掻いちゃうと顔の表面に炎症が起きることもあります。

 

白色皮膚描記症はどうやって治すの?

顔面潮紅と白色皮膚描記症は治療対象としてあんまり扱われていないみたい。

アトピー関連の文献とかにも、症状は記載されてるけど治療法が書かれていなかったり、「治しにくい」とか「治し方はわからない」っていう状態です。

明確な治療法が無いわけですね。

 

 

皮膚の赤みが血流の増加で、その血流の増加は炎症が原因なので結局は炎症を抑える薬を服用したり塗ったりすることになります。

アトピーの治療と同じですね (´・ω・`)

 

僕はたまに顔が所々赤くなるときがあるんだけど、甘いものを食べ続けたときか、日焼けしたとき、脂っこいものを食べたときになる気がします。

顔が赤いと、会社で「顔赤いね」って言われるのが嫌だからやむを得ず「プロトピック軟膏」を塗るときがありますね。

 

ちなみにプロトピックは皮膚の薄いところに良く効く薬で、顔の赤みには効果抜群です。

ステロイドみたいに皮膚の萎縮とか、皮膚が薄くならないので安心ですよ、塗り続けるのは良くないけどね^^

 

プロトピック軟膏について詳しくは「知らないと悪化する!アトピー性皮膚炎の薬の強さと正しい塗り方」で解説しています。

 

でも薬を塗って炎症を抑えるのって一時的なものだから、しばらくするとまた炎症を起こしたりするんですよね。

なので、炎症はステロイドとか免疫抑制剤で一時的に抑えるけど、もっと大事なのは「炎症を起こさせないような体作り」つまり「体質改善」ですね^^

 

  • 食べたら炎症を起こしたり、かゆくなっちゃうものを避ける
  • こまめに保湿する
  • しっかり睡眠をとってストレスを溜めない
  • 姿勢を良くして適度な運動をする(新陳代謝を高める)

他にもあるけど、こういう地道なことを続けていくことが大事です。

 

このブログでは自身の経験を元にアトピー体質を改善する方法を紹介しています。

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