あなたがアトピーを治したいという思いで皮膚科に行くとお医者さんから処方されるのが「ステロイド」です。

 

アトピーの人は皮膚炎を治したいのでステロイドを体に塗って症状が良くなったり悪くなったりして一喜一憂しますが、あまりステロイドの知識を持っている人は少なく、ただ「お医者さんがくれたから治すために使っている (´・ω・`;)   」という人が多いです。

 

しかしそんな程度の知識と行動ではアトピーは完治できません、というかステロイドを塗るだけでアトピーが治ることはほぼ100%無いと自分は考えています。

 

ここでアトピーの完治に向けてステロイドの正しい知識と正しい使い方を知って皮膚炎の完治を目指しましょう^^

 

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ステロイドとは?

ステロイドというのは、もともとあなたの体の中にある副腎と呼ばれる所から分泌される副腎皮質(ふくじんひしつ)ホルモンというもので、免疫を抑える働きがあって人の生命の維持のための大切な役割を果たしています。

 

皮膚に対しては「痛み」・「かゆみ」・「腫れ」・「ブツブツ」何でもドンピシャで効きますが、これは治しているのではなく症状を抑えているだけです。

 

これは脳腫瘍から皮膚病までさまざまな病気の治療に役立つため副腎皮質ホルモンを医薬品として科学的に合成されて使われるようになってきたのですが、

アトピーの治療としては皮膚に直接塗る「軟膏」として使われてきました。

 

なぜこの副腎皮質ホルモンがアトピーに使われるのかというと、炎症反応を強く抑える働きがあるからです。

 

そのためアトピーの炎症がおきている皮膚に塗ると炎症が治まり赤みが消えていくのですね^^

自分も幼少の頃からステロイドにはいつも助けられてきました、長い付き合いですww

 

アトピーとステロイド外用薬の歴史

ステロイドには「リンデロン」などの錠剤による飲み薬が主要で、50年以上前にアメリカからやってきました。

 

錠剤のステロイドには強い副作用があるものがありますが、当時アメリカではアトピー患者にステロイドを飲ましていました。

 

そしてそのステロイドがアメリカから日本にやってきて日本でも皮膚炎患者にステロイドを飲ませていましたが、命に関わらないアトピーという病気の人にステロイドを飲ませるべきではないということで、「外用薬」の登場です。

 

子供のアトピーは3歳~4歳くらいから悪くなりますが、その当時はステロイド外用薬のおかげで小学校に行くまでには完治が可能で、手足の屈曲部位に3年から4年ほど塗っていれば治っていました。

 

しかし1970年代に入ってくると日本経済の発展による環境汚染の悪化によって小学校の入学までに治らなくなり、アトピー性皮膚炎の成人化が起こり、いつまでたってもステロイド外用薬がやめられないという状態に。

 

そう、時代の変化によってアトピーが大人になっても治らなくなってきたのです。

自分も小学生の時には治らなくて、全盛期でした (´・ω・`;)   

 

ステロイドの副作用

アトピーの治療には昔からステロイドが使われてきましたが、使うと一時的に症状が治まるのですが、完治はしません。

 

良くなったり悪くなったりを繰り返すので、結局長期に渡って使い続けることになる場合が多いのですが、長期内服していると副作用の危険が出てきます。

 

そしてステロイドの錠剤よりも副作用が少ないステロイド外用薬ですが、あまり長期に渡り大量に使い続けると、やはり副作用が出てきます。

 

アトピーの皮膚炎症が全身に出ている人は、当然、全身にステロイド外用薬を塗っていると思いますが、あまり全身にベタベタ塗ると皮膚の毛穴から外用薬が吸収されていき、これを「経皮吸収」といいます。

 

ホルモン学会という所では、現在では「どれくらい皮膚に塗ったらどれくらい吸収されるか?」ということがわかっていて、

5g入りのチューブを2本「1ヶ月で300g」を毎日塗るとステロイド内服薬の1錠分に匹敵します。

 

リンデロン外用剤を1日3本(月90本)で症状を抑えることができるなら、内科的副作用で命に関わることはありません。

 

つまり入院が必要なくらいの重症アトピー患者でも月25本くらいの消費量なので、日本人の重症アトピー患者が全身にベタベタ軟膏を塗っても内科的副作用を起こすことはないです。

 

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ステロイド外用剤の問題点

しかしあまり長期に渡って塗りすぎると「皮膚そのものがやられる」ということになります。

 

皮膚でも臓器でも組織でも、人間には線維芽細胞(若返り細胞)というものがありこれが働くことにより細胞の若さが保たれるのですが、

ステロイド外用薬を塗り続けると線維芽細胞(若返り細胞)がやられてダメになってしまうのです。

 

そうなると皮膚が若返らなくなるので老化して、しぼんで、皮膚が薄くなりますので、触るとすぐにボロボロになって血が出るようになります。

 

これがステロイド外用薬を長期に渡って大量に使った場合の副作用です。

 

ただ、副作用といっても線維芽細胞(若返り細胞)の萎縮ですので命に関係することはありません。

 

しかしチューブを1日3本=90本以上を長期にわたり皮膚に塗り続けると、

  1. 蛋白の合成がやられて骨がボロボロになる
  2. 組織、臓器への副作用が出てくる

などの命に関わる副作用が出てきますので注意が必要です。

 

おさらい

環境汚染によって1970年頃からアトピーが治らなくなってきて、15年ほど経った時に、ステロイド外用薬を皮膚に大量に塗っても副作用がでることがわかりました。

 

  1. チューブ(1日3本=90本以上)を長期に渡り使用すると、プレドニンを1錠半飲んだのと同じで内科的な副作用が起きる。
  2. チューブ(1日3本=90本以下)を長期に渡り使用した場合は、皮膚そのもの(若返り細胞)がやられて皮膚がボロボロになる これがステロイド外用薬の副作用

 

PS

ステロイドは恐いと世の中では言われていますが、強い炎症が起きている時はステロイド軟膏を塗って炎症を抑える必要があり、ステロイドは決して悪者ではありません。

 

強い炎症が起きている時に無理してステロイドを使わないで放置していると、傷口から菌が入って命に関わる感染症を引き起こす可能性が出てきます。

 

長期に渡り大量に使い続けると副作用が出るということで、要は「使い方」です。

 

ステロイドはあくまで「一時的に炎症を抑える役割」完治に向けての根本治療は体質改善であるということを覚えておいてください。

 

体質改善についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

必読!アトピー性皮膚炎の大人の体質改善は食事に秘密あり!

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