子供が欲しいけど「自分や相手のアトピーが子供に遺伝するかも?」って心配で子供を作ろうか作るまいか悩んでいませんか?

 

自分がアトピーだと「自分の子供にはこんな辛い思いをしてほしくない」って思うのは当然のこと。

中にはアトピーの自分を生んだ親に対して恨みがある人もいるかもね。

 

アトピーは体質的なものなので父親や母親から子供へ遺伝することはあります

親から子へのアトピーの遺伝確率は厚生労働省の統計によって示されています。

 

まずは父親や母親のアトピーが子供に遺伝する確率を知ることと、どうすれば子供のアトピー発症リスクを減らせるかを解説していきます。

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ネコさん

親がアトピーだと子供に遺伝するか心配だよね。

先生

体質は遺伝の影響を受けますから親がアレルギー持ちかどうかは重要ですね

親がアトピーじゃなくても子供はアトピーになる

実は父親か母親どちらもアトピーじゃなくても子供がアトピーになることはあります。

例えばアトピーと並行して発症しやすい「喘息」とか「鼻炎」を父親か母親が患っているだけでも子供がアトピーになる確率が上がるんですね。

 

アトピーも喘息も鼻炎もアレルギー反応なわけだけど、その反応が起きている体の場所が違うだけで皮膚に現れているのがアトピー性皮膚炎です。

 

アレルギー体質を持っていると、どれを発症するかはわからない。

僕は幼少の頃はアトピーも喘息も鼻炎全て発症しました。

 

下の表を見てください↓

引用元:http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/kenkou/ryumachi/dl/jouhou01-04.pdf

この表は両親にアレルギーが無い場合を1と設定して、両親のうちどちらかがそれぞれのアレルギーをもっている場合のオッズ比です。

両親のどちらかが「喘息」か「鼻炎」の歴があるだけでも1.5倍から1.6倍のアトピー発症確率が子供に対して増えるとう統計結果があります。

 

表を見てわかるとおり、親のどちらかがアトピーなら2.57倍という数字になっていて発症リスクも上がりますね。

 

そして下の表では4ヶ月児に対して行った調査だけど、父母共にアレルギーを持っていた場合は、アレルギーを持っていない父母に比べて7.55倍も子供のアトピー発症確率が高いことがわかっています。

 

子供へのアトピーの遺伝確率が1番高い組み合わせとして、例えば父親と母親が両方ともアトピーだったらどれくらいの遺伝確率になるのか。

 

確率を%で表すと、サイトによって違うんだけど、この組み合わせだと概ね50%~70%となっていて、どちらにしてもかなり高い確率になっています。

 

引用元:http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/kenkou/ryumachi/dl/jouhou01-04.pdf

 

両親がアトピー以外のアレルギーを持っているだけで子供のアトピー発症リスクが高くなることに疑問を持ったかもしれないけど、アトピーの方で喘息や鼻炎を患っている方は多いです。

実際に僕は小さい頃に鼻炎と喘息を患っていました。(今は自力で治しました)

 

つまり、アトピーも喘息も鼻炎もアレルギーの仲間だから、そのうちどれかを患っていればアレルギー体質には変わりないわけからその親の子供はアトピーにもなりやすいっていうことですね。

 

親から子供へのアトピーの遺伝に関係すること

生まれた子供が1歳6ヶ月になるまでの発熱回数」でアトピーの発症率が変わってきます。

下の図-2を見てください↓

1歳6ヶ月までに38度以上の高熱を出した回数によってアトピー性皮膚炎の発症確率が大きく変わっています。

 

統計学的な解析により、38度以上の高熱が3回以上の場合は11.0%も有意に発症リスクが高いことが示されています。

 

他には兄弟数によっても発症リスクが変わっていて、兄弟の数が多いほど子供がアトピーを発症しやすいです↓

また、母から子への母乳開始時期が早いほど、1歳6ヶ月時点でのアトピー有症率が高いことが上の図-3でわかりますね。

 

これらのいくつかのデータはとても参考になると思うので覚えておいてくださいね^^

過去に一度でもアトピーの症状が出ていたら注意

仮に現在、生まれてくる子供の親になる2人がアトピーの症状が出ていなくても、幼少期にアトピーだった場合は子供にアトピー発症のリスクはあります。

 

過去にアトピーで苦しんで今は完治している人と、今現在アトピーで苦しんでいる人を比べても、子供のアトピー発症リスクは変わりません。

アトピー素因があるか無いかが重要です。

 

アトピー素因って言うのは、

日本皮膚科学会のアトピー性皮膚炎の定義では以下のようになっています。

1)家族歴・既往歴(気管支喘息、アレルギー性鼻炎・結膜炎、アトピー 性皮膚炎のうちのいずれか、あるいは複数の疾患)

または
2)IgE抗体を産生しやすい素因

とされてます。

 

今アトピーがキレイに治っていても油断はできないし、今アトピーが酷くても気にしてもしょうがないっていうことです。

どちらも子供に対するアトピーの遺伝確率は同じだということです。

 

アトピー性皮膚炎自体は子供の頃に治ってしまうケースが多くて、自分がアトピーだったことすら知らない人が多いです。

 

親もそんなことを忘れてしまっているので、知らされていない限り本人はずっと知らないまま。

自分が過去にアレルギー体質だったって事を知らない人は多いっていう現状はありますね。

 

両親どちらもアトピーじゃないと思っていて子供を生んだらアトピーを発症して、試しに両親が血液検査を受けたらアレルギー反応が出たっていうこともあります。

 

実は親から子供へのアレルギーのリスクがあるかどうかは血液検査をすれば一発でわかる。

親のアレルギーの有無を調べる血液検査

アトピーの方でアレルギーを調べる血液検査をしたことがある人は意外と少ないかも知れないですね。

でも子供へのアトピーの遺伝リスクがあるかどうかを知りたいなら血液検査はとても有効です。

 

この血液検査はアレルギーに対する体の影響の度合いを調べることができます。

基準値が170になっているけど、この数字が大きければ大きいほどアレルギーの影響を受けやすい体質だという事です。

平均基準値は170~250ほど。

 

ちなみにアトピーが重症の方はここの数字が2000を超えてくるようで、500以上であればアレルギー体質です。

 

病院だと3000円~5000円くらいでできるけど、別に血液検査をしても子供のアレルギーの遺伝リスクを変えられるわけじゃないですし、

あくまで自分のアレルギー体質の度合いを調べることが目的になります。

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子供のアトピー発症リスクを減らすには?

解説したように、親のアレルギー体質が生まれてくる我が子へのアトピーの発症確率を上げてしまうことは理解できたと思います。

父親や母親の体質が子供へ遺伝する可能性があるという事ですね。

 

じゃあ生まれてくる赤ちゃんのアトピーの発症リスクを減らすにはどうすればいいのか?っていうことですよね。

 

父親か母親からの遺伝でアトピーになった場合は確かに生まれてくる子供にも同じ遺伝子が引き継がれてアトピーになる可能性はあります。

 

ただ遺伝子の影響は絶対的ではない。

同じ一卵性双子であってもどちらかがアトピーを発症しない確率は28%あるという調査結果がありますので。

 

アトピーが子供に遺伝する確率自体は変えられないし減らせないけど、子供がアトピーになる確率は減らすことができます。

どういうことか?

 

アトピー因子を持っていても発症自体を防ぐことができればいいんです。

 

その方法として効果的なのが乳酸菌の摂取です。

以下の引用は生まれてくる子供のアトピーの発症を乳酸菌によって抑えられるかを研究した結果です↓

本人または家族にアトピー症状の履歴のある妊婦さんを次の2つのグループに分けました。

一つは出産予定日2~4週間前からLGG乳酸菌入りのカプセルを摂取してもらい、さらに出産後も6ヶ月間はLGG乳酸菌を摂取するグループ(LGG乳酸菌投与群)、

もう一つは出産前から同期間プラセボ(偽薬)を摂取するグループ(プラセボ投与群)。

その2つのグループの新生児が2歳になるまでアトピー発症状況を観察するという臨床試験を実施しました。

その結果、LGG乳酸菌を摂取した妊婦さんから生まれた子どものアトピー発症率が23%(15人/64人)であったのに対し、プラセボを摂取したグループでは46%(31人/68人)という結果が得られました。

これは、LGG乳酸菌を摂取することでアトピーの発症率が半分に抑えられたという画期的な報告です。

妊娠中の女性が腸内環境を整えることは、自分のためだけでなく、生まれてくる赤ちゃんの健康にもつながることを示すものです。
[Kalliomaki et al. (2001) The Lancet 357, 1076-1079]

親の腸内環境は子供に引き継がれることがわかっているので、出産1ヶ月~2ヶ月前に乳酸菌を摂ることで腸内環境が整った赤ちゃんを産みやすくなる。

 

妊娠中に腸内環境を整えることは赤ちゃんのアレルギー発症のリスクを減らすのに効果が高いと言えます。

 

妊婦さんの場合はいろんな種類の乳酸菌たくさんの数の乳酸菌を摂るのが効果的で腸内環境が整いやすいので乳酸菌選びは重要です。

 

1つ目の商品は「アクトケアビフィズス菌」で、粉末状態でビフィズス菌が500億入っています↓。(1カ月分)

他の食品に混ぜても味の変化が無くて飲みやすいし、これでたくさんの数の乳酸菌を摂ることができます。

 

 

そしてもう1つは「乳酸菌革命」という商品です。

これでいろんな種類の乳酸菌を摂取できます。

リンクはこちらです↓

乳酸菌革命 購入先

 

アクトケアと乳酸菌革命を出産1ヵ月前、用心するなら2ヶ月前から摂ることで健康な腸内環境の赤ちゃんを産むことができます。

妊婦さんの良い腸内環境を子供に遺伝させることができるということですね。

 

大人のアトピーはどうやって治すの?

ちなみに、親のアトピー自体は体質改善していけば完治は可能です。

アトピーは他の病気と違って遺伝だけが全てじゃなくて体質とか環境の影響が大きいのがまだ救いですね。

 

大人のアトピーは免疫反応の異常によって引き起こされるので生活習慣の改善によって体質改善できればアトピーの完治は可能です。

 

大人のアトピーを治す為の体質改善とは?

アトピー性皮膚炎はアレルギーの影響が大きいので、体がアレルギーに反応しないような体質に変えていかないといけない。

 

その為にしなきゃいけないのが「体質改善」だけど、お金をかけずに今日からすぐにできることから始めるのが良いと思う。

 

これから解説する方法を行っていくことで徐々にアレルギーに反応しにくい体質に変えていくことができます。

 

また、アレルギー体質であったりアトピーを患っている妊婦の方でも、体質改善に取り組むことで自身のアトピーを治すこともできます。

 

体質改善って言うのは具体的には「食生活の改善」が主ですけど、「生活習慣の改善」も大事です。

 

食生活の改善

アトピーの人は胃腸が弱く腸壁が荒れていて、食べたものを完全に消化・分解しきれない事があります。

腸壁が荒れていると正常に分解されなかったタンパク質が腸壁を通過してしまって、それに対して免疫が反応して攻撃することで皮膚にかゆみと炎症を起こしてしまいます。

 

簡単に言えば、食事をするだけでアレルギー反応が起きてしまっているっていう事です。

 

胃腸が弱って傷ついていることがアトピーの原因の1つなので食生活の見直しは効果があります。

あと、アトピーの痒みと炎症を酷くする食べ物があるので、これらは避けたほうが良くて、特に「白砂糖」は厳禁です。(白砂糖は体からミネラルを奪い痒みが増幅します)

 

食事を中心とした具体的な体質改善方法は下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

アトピー性皮膚炎に食事療法は効果抜群でした。

 

生活習慣の改善

普段の生活習慣はアトピーに大きな影響を及ぼしています。

どんな習慣がアトピーに良くないのかを知ってなるべく改善していくようにしましょうね。

 

①睡眠不足を改善してしっかり眠る

肌の修復は22時から2時の間に行われていますが、「肌のゴールデンタイム」とも言われていますね^^

この間に深い睡眠をとることで肌の引っ掻き傷の修復に繋がります。

 

健常者でも睡眠不足で肌荒れを起こすくらいだから、アトピーであれば睡眠不足によるアトピー肌への悪影響は大きいです。

 

僕も睡眠不足が続くと肌が荒れるし、顔も赤くなったりします。

早寝早起きを心がけようね^^

 

②ストレスを溜めないでうまく解消する

ストレスがアトピーの悪化につながるのは間違いないです。

ストレスや緊張状態から解放された瞬間に体がかゆくなった事はないですか?

例えば帰宅してほっとした瞬間に体が痒くなったりとか。

 

まず、ストレスや緊張状態によって自律神経が交感神経優位になっているんだけど、リラックスした状態になると副交感神経が優位な状態になる。

 

この「交感神経が優位な状態」から「副交感神経が優位な状態」になるときに血管が拡張して血流が増加すると、痒みの神経細胞が刺激されて痒くなります。

 

普段からストレスをうまく発散したりすることで自律神経のバランスが整って痒みを抑えられます。

 

③お風呂の入り方を見直す

お風呂に入ると風呂上りに体が痒くなるなら入浴方法を改善すると痒みが治まりますよ^^

熱いお湯は肌に必要な油分を必要以上に減らしてしまって風呂上りの乾燥が酷くなります。

 

体をゴシゴシ洗うのは肌を傷つけてしまって乾燥の原因になるし、シャンプー・リンス、ボディーソープ、などはなるべく無添加で肌に優しいものを選んでください。

 

水道水の塩素は風呂上りの体の痒みの原因ですので塩素の除去は効果が高いですね。

お風呂上りの痒みを抑える方法は下の記事で解説していますので読んでおいてください。

超重要!アトピーでお風呂上りに痒くなる原因と痒み対策

まとめ

親のアトピー因子は遺伝によって子供に影響するし、この遺伝確率を下げたりコントロールすることはできない。

 

でも妊娠中に先ほど紹介した乳酸菌を摂る事で健康な腸内環境自体を子供に遺伝させることができてその結果、子供のアトピーの発症リスクを大幅に下げることも可能になるということです。

 

アトピーだから子供を作るのはやめよう」と決断する夫婦は多いですけど、もったいないと思います。

子供のアトピー発症リスクは下げられるし、仮に発症したとしても子供のアトピーは大人と比べてもかなり治りやすく治しやすいです。

そんなに子供を作るのに後ろ向きにならなくてもいいんじゃないかな?と僕は思います。

 

僕は生まれたときからアトピーだったけど生んでもらったことに感謝しています。

子供は「生んでくれてありがとう」ときっと思ってくれると思います。

 

無料のメールマガジンにてアトピーを効率的に改善させるメールマガジンを発行していますので良かったらどうぞ^^

 

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