アトピー肌に合う保湿剤にはいくつかの条件があるんだけど、それを満たした保湿剤を選ぶのが大事。

アトピー肌に使える市販の保湿剤なら無添加でセラミドが入っているのを選ぶことが絶対条件だからね。

添加物が入っていると刺激になって使えないし、セラミドにはアトピー肌への重要な役割がある。

ネコさん

保湿剤ってどれも一緒じゃないの?

先生

アトピー肌は敏感だからテキトーなものを選ぶとかゆくて使えないことがあります。

先生

今からアトピー肌に使える保湿剤のポイントを解説しますね。

ネコさん

お願いしまーす!

添加物が入っていない事が大事

市販されている保湿剤にこれらのようなものが入っているようなら絶対にかゆくなるし使えないんだよね。

  1. アルコール・防腐剤
  2. 香料・着色料

 

市販されているクリームとか保湿剤は必ず防腐剤が入っています。

入っていないのが1番アトピー肌には優しいけど、中身が腐らないように「必ず入れる決まり」になっているから何らかの防腐剤が入っているんだよね。

 

で、問題なのは「どの種類の防腐剤が入っているのか」っていうこと。

防腐剤の種類によって「刺激が無くて安全なもの」もあれば「アトピー肌の刺激になる危険なもの」もあるんです。

 

アルコール・防腐剤

市販の保湿剤に含まれている安全な防腐剤としては「パラベン」です。

パラベン自体にアレルギーがなければ心配いらないし、いわゆる「敏感肌用」って書いてあるクリームとか化粧品によく入っている成分ですね。

 

敏感肌用のものを使っているのにどれもかゆくなったり炎症を起こす人はパラベンアレルギーかもしれないしパラベンが入ってないものを選んでね^^

 

でもここで注意しないといけないことがあるんです。

「パラベンフリー」と書いてあっても代わりに「エタノール」が入っていたらダメだからね。

 

エタノールってアルコールの一種で、腐らないから保湿剤に混ぜられるんだけど、これがアトピー性皮膚炎の肌の刺激の原因で、赤くなったりかゆくなったりする。

 

保湿剤に入っている成分は商品に表示されている成分表に書いてあるし、見れば何が入っているかわかる。

 

含まれている成分が多いもの順に表示する決まりになっているから、2番目から5番目くらいにエタノールって書いてあったらもうアウト。

 

香料

香料に関しては日本皮膚科学会の見解が以下のようになっています。

外用薬,化粧品,香料,金属,シャンプーやリンスなどに対する接触アレルギーで皮疹が悪化することもある84)85).

被疑物質との接触を避けることで皮疹が軽快するかを観察するとともに,パッチストで診断を確定し,原因物質との接触を避けることが必要である(詳細は接触皮膚炎ガイドライン86)を参照).

引用元:日本皮膚科学会アトピー性皮膚炎診療ガイドライン作成委員会

実際に香料が入っているクリームとか保湿剤・化粧品は少なくないんだけど、なるべく入っていないものを選ぶようにしよう。

敏感肌なら避けたい成分

エタノールの代わりによく使われる成分で「プロピレグリコール」とか「プロパンジオール」っていうのもある。

成分表にはほとんど略称で「PG」って表記されていると思う。

 

これらはエタノールの仲間で、入っているとやっぱり刺激になってかゆい。

 

それ対して「ブチレングリコール(略称:BG)」っていうのがあるけど、これはほとんど刺激が無いから使っても肌に優しいし大丈夫。

成分表で最初の方に表示されていても大丈夫だよ。

 

実際に僕が使い続けている保湿剤の成分表には序盤にエタノールの表示は無くて、3番目にブチレングリコール(略称:BG)が表示されています。

 

保湿剤に必要なセラミド

肌の深くには痒みを司る神経(C-線維)っていうものがあります。

 

これは伸びたり縮んだりするんだけど、通常真皮にいるC-線維が表皮まで伸びると、ちょっとした外部からの刺激にも敏感に反応してしまって痒くなるんです。

出典:http://microscopy.or.jp/archive/magazine/46_4/pdf/46-4-233.pdf

肌が乾燥すると「神経反発因子(NEF)」の量が多くなってそれが原因でC-線維が伸びる仕組み。

 

これが実際の画像↓

出典:http://microscopy.or.jp/archive/magazine/46_4/pdf/46-4-233.pdf

 

肌が乾燥することで皮膚のバリア機能が低下してC-線維が伸びてかゆくなる。

掻くと血管が拡張してさらにかゆみと炎症を増幅させる。

 

これを防ぐには皮膚の乾燥を防いでC-線維が伸びないようにしないといけない。

 

皮膚のバリア機能を整えることで「神経反発因子(NEF)」と「神経伸長因子(NRF)」のバランスが整ってC-線維が真皮内に引っ込んでいく。

 

肌はセラミドと天然保湿成分で覆われていて、それが皮膚のバリア機能を担っているんだけど、アトピーの方はセラミドが少ないから常に乾燥気味で痒くなりやすい肌になっている。

 

だから市販の保湿剤を選ぶなら、刺激の無い無添加でセラミド入りの保湿剤じゃないとダメなんだよね。

セラミドが入っていることで肌に十分な水分量を蓄えられるようになるし、これが無いとすぐに水分が蒸発してしまう。

 

肌への刺激が少なくてセラミドが入っているアトピー肌におすすめの保湿剤を下の記事で紹介しています。

こっちの記事では僕が実際に使った使用感とか解説してるから参考にしてみてね。

アトピー肌の乾燥におすすめの保湿剤アクアゲルマジェル