アトピーの人は汗をかくと肌が痒くなる人が多く、あなたも経験があると思う。

夏場とか特に汗をかきやすいし、外出したときに汗でかゆくなると困るよね (´・ω・`;) 

 

今回はアトピーの方が汗をかくと痒くなる原因とかゆみを一瞬で止める裏技を紹介するよ!

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ネコさん

先生!汗かくと首とか背中がすごく痒くなるんですけど!

先生

アトピーのかゆみと汗は深い関係がありますので知識を得てしっかり対処していきましょうね

先生

汗によるかゆみを止める方法も解説します

汗の役割

発汗には役割があって健康を維持する大切な機能の1つです。

まずは汗の役割を簡単に説明します。

 

人は暑いと感じると自然と汗腺から汗が出てくるけど、この汗が空気中に気化することで皮膚の温度(体温)を調節します。

 

体温が37℃の時が1番かゆみを感じやすくなっていて、お風呂上りに体が猛烈に痒くなるのも皮膚の温度が高いからです。

ちなみにお風呂上りのかゆみを予防する方法は下の記事で解説してるから興味があればどうぞ^^

アトピーの皮膚の湿疹とかゆみを抑えるお風呂の入り方

 

汗の99%は水分だけどその中には体の老廃物が混ざっていて、汗をかくことで悪いものを体外に排出するデトックス作用がある。

 

補足として体のデトックス割合は、便が75%、尿が20%で、汗からは3%ほどだからそんなに効果は大きくないです。(残りの2%は毛髪と爪でそれぞれ1%ずつ)

アトピーの人は汗をかきたくない&発汗量が少ない

アトピーの人で汗をかくと体が痒くなる人は多いと思うし、僕もたまに汗をかいたときに痒くなる事がある。

汗をかいて体が痒くなるなら、なるべく汗をかかないようにしてしまうのが自然だと思う。

 

具体的には、

  • 日頃から運動をしない
  • 夏場の外出を控える
  • お風呂の時間が短いかシャワーで済ませる

上のような習慣になっている人は多いんじゃないかな?と思う。

 

アトピーの人は健常者の人と比べて発汗量が少なくて大体半分の発汗量なんだけど、理由は上で挙げた理由みたいに意識的に汗をかかないようにしているのと、

皮膚を掻く事で肌のバリア機能が破壊されることで汗管からうまく汗を排出できなくなっていることも理由の1つですね (´・ω・`;)   

 

あとは発汗をコントロールする自律神経の異常も影響してるとか。

 

自律神経が乱れると痒みが強く出るし、帰宅時に急に発作的に痒くなる人は自律神経のバランスが乱れてます↓

アトピー肌が家に帰ると痒くなる!帰宅時のかゆみの原因と対策

 

汗に含まれるダームシジン (dermcidin)っていう抗菌ペプチドは菌やカビ、ウィルスなどに抗菌作用を示して皮膚を守る働きをしています。

 

だから汗をかくことは必要なことだけど、アトピーの人は発汗量が少ないから抗菌ペプチドの数も少なくて皮膚の表面に菌が繁殖しやすい状態なのは間違いない。

 

そのことも影響してアトピーの症状を悪化させる原因になる「黄色ブドウ球菌」などの悪い菌が逆に繁殖しやすくなっています。

 

ヘルペスなどの感染症にも気をつけないといけない。

僕は額にヘルペス菌が感染したことがあって、見た目はニキビに近いけど広がりが早かったから異常だと思ってすぐに皮膚科に行きました (´・ω・`;)   

 

汗をかくことは悪いことじゃなくてむしろ皮膚の健康を保つには良いことだと思う。

だけど汗をかくと痒くなるから困ったもんだ。

 

アトピーの人が汗をかくと痒くなる理由

汗がアトピー肌を痒くすることは厚生労働省の資料にも記載されています。

表5 原因・悪化因子
非アレルギー性の悪化因子
ストレス
衣類のチクチク
・汚れ
日光(ほてること)
乾燥
夜ふかし
情報元:第2章 厚生労働省

 

汗をかく直前でも痒くなる事があって、汗をかく前は体温が上昇するし抹消血管が拡張して痒くなるってことです。

 

健康な肌は弱酸性であることで肌のバリア機能が働いて黄色ブドウ球菌や感染症から肌を守ることができています。

 

でもアトピーの方の肌は皮膚自体が傷つき荒れていてアルカリ性に近くなっているんだけど、

汗をかいたりそのまま放置したりするとphが上がってますます弱酸性からアルカリ性になる。

 

その結果、皮膚バリアが低下して黄色ブドウ球菌が増殖してアトピーが悪化したり感染症にかかりやすくなるっていうわけですね。

 

汗をかくと体が痒くなるのは黄色ブドウ球菌の増殖による影響が大きいと思う

 

カビが出すタンパク質が汗の痒みの原因だと特定されたと広島大学の研究で平成25年6月にニュースで発表されています。

 

カビの一種の「マラセチアグロボーザ」っていうカビが作り出したタンパク質が汗に溶けてそれが皮膚から体内に吸収されることでアレルギー反応が起きるんだけど、

体に侵入してきた異物を攻撃するタンパク質(IgE)と結合した細胞がカビのタンパク質とくっつく時にヒスタミンが放出されてかゆみが起きる仕組みなんだと。

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アトピーの汗のかゆみを止める&予防方法

さっき解説したように、汗を放置すると傷ついたアトピー肌ではアルカリ性になり黄色ブドウ球菌の増加でかゆみが出てくる。

 

これを防ぐには、汗をかいたらすぐに拭き取ることが効果的だし、着替えができるなら着替えてしまった方がいい。

 

自宅にいるならシャツを脱いで冷水でシャワーをしてしまうのが1番良いと思うね。

お湯だと肌の皮脂が過剰に流れてしまって今度は乾燥による痒みがでるから注意しなきゃいけない。

 

アトピー性皮膚炎の小学生に運動会シーズンの4週間、昼休みに学校の施設でシャワーをしてもらった結果、

汗をかいた後のシャワーで皮膚の黄色ブドウ球菌を減少させることが厚生労働省の研究で明らかになっています。

情報元:http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10905100-Kenkoukyoku-Ganshippeitaisakuka/0000112470.pdf

 

特に痒みが出やすいのは首・肘と膝の内側など汗が溜まりやすい場所と、背中とかも汗でシャツが張り付くから痒くなりやすいですね (´・ω・`;)   

ここら辺を意識して拭くだけでも痒みがかなり抑えられると思う。

 

自分で作れるかゆみ対策スプレー

1.水100mlに対して、にがり原液を1~12ml位を混ぜてください。
 (最初は100倍希釈が目安です。)

2.100均とかで売ってるスプレーに入れてかゆい皮膚に吹きかける。

3.吹き付け後に軽く手でマッサージするか、吹き付けてタオルでふき取るっていうのを何回か繰り返す。
 
注意事項がいくつかあります。

  1. 肌の状態によって、しみる場合があるから薄めて使うか使用を止めるか個人の判断で行ってください。
  2. 上のやり方で1回やったら最低3時間は間隔をあけてください。
  3. アトピーの症状が重い人は刺激が強いから返ってかゆみと炎症を酷くさせる場合があるから、ステロイドである程度炎症を抑えるほうが先です。

 

スプレーを作るときに使うにがりは「天然にがり」です。

「天然にがり」っていうのは海水で塩を作るときに最後に残った液体のことです。

天然にがりの主成分は塩化マグネシウムだけど、他にも100種類以上のミネラルを含んでいて、体にも皮膚にもミネラルは必要なもの。

粉末タイプで『にがり』として販売されているのは『塩化マグネシウム』だから、今回の痒み止めスプレーを作るときは液体の「天然にがり」を使って作ってね。

 

作るのめんどくさい (´・ω・`;)   って方はこちら↓

弱酸性次亜塩素酸水【CELA】 300mlスプレーボトル

汗による黄色ブドウ球菌の繁殖で痒くなってるなら、これをそのまま痒いところに吹きかけると一瞬で(10秒くらい)痒みが止まる。

 

消臭効果もあって汗臭いシャツにかけると匂いが消えるのもメリット。

 

使い方だけど、痒いところにスプレーした後10秒くらい待ってかゆみが消えたらタオルで拭いてください。

これでしばらくは痒み止め効果が続きますし、掻かないことが肌をキレイに保つコツだから活用してみてね!

 

アトピーの症状が酷い間は汗はかかない方がいい

汗はかいた方が体にも皮膚にも良いしアトピーも治りやすいと思う。

でもアトピーの症状が重い人は汗をかくとほぼ確実に痒くなるし炎症を起こして更に悪化する可能性は高いです。

 

僕はほとんど炎症を起こしているところが無いから風呂上りに汗をかいても痒くならないけど、たまに掻いた後の皮膚では汗で痒くなる事がある。

 

皮膚の炎症が治まれば治まるほど汗でのかゆみは無くなってくるから、試しに運動とかして汗をかいてみるといい。

 

症状が軽いと汗をかいても痒くならないと思うけど、汗は放置すると後から痒くなる事があるからできるだけ拭くようにしてください。

最後に

アトピーの最大の悪化原因はかゆみによって皮膚を掻いてしまう事です。

アトピーは掻く事で悪化しますのでかゆみを抑えることで完治を早める事ができます↓

アトピーの皮膚のかゆみの原因とかゆみを抑える方法まとめ[保存版]

 

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スキンケアと体質改善がアトピー体質を治す重要なものです。

スキンケアと体質改善によって肌の調子が良くなれば、お風呂上りや運動後の汗でも皮膚がかゆくならなくなります。